おふくろ便り第3号 | お花見会、音楽療法
お花見会
令和7 年4 月8 日 お花見会
今年は晴れた青空の下でピアノ演奏付のお花見会を開催しました。
昼食には「花見弁当」を召し上がっていただきました。
皆さまに喜んでいただき、笑顔が見れて嬉しく思います。
音楽療法が始まりました
音楽療法とは、音楽を対象者や目的に合わせて意図的に使用( 音楽の速さを調節する、キーを変える、替え歌をするなど) して、人の生理的、心理的、認知的な能力の支援を行います。音楽を聴いたり、歌を歌ったり、音楽に合わせて運動することは、脳を活性化させ、心身によい影響を与えます。
おふくろの家では、歌唱を中心とした、気持ちのリフレッシュ、他者とのコミュニケーションの増加、嚥下機能の維持を目的とした活動を行っています。
鈴木 愛梨 ( すずき あいり) 音楽療法学会認定音楽療法士・保育士
[ 略歴] 名古屋音楽大学 音楽学部 ピアノコースを卒業。
卒業時に日本音楽療法学会認定音楽療法士の資格を取得。 在学中にドラムサークルと出会い、2020 年よりドラムサークルファシリテーター研修に参加。卒業後に保育士免許を取得。現在は児童発達支援・放課後等デイサービスにて指導員として障害児を対象とした音楽療法とドラムサークルを実施している。
誕生日おめでとうございます
二胡の演奏会
二胡(にこ)は古代中国発祥の2 本の弦楽器です。胴体は蛇の皮で覆われています。馬の尾の毛を張った弓でこすって回転させて音色を変え、独特の音色を奏でる楽器です。
二胡は日本では聞きなれない音色ですが、日本の昔懐かしい「故郷」や「幸せなら手をたたこう」などを弾いてくださり、参加された皆さんは静かに聞き入っておられました。
読む栄養 フレイル対策②
管理栄養士 谷口 英司
前回のコラムでは「フレイル=虚弱」についてお話しました。
高齢者になると特に病状後は回復が遅れフレイルになりそのまま生活の質が低下していくことがあります。日頃からのフレイル予防で体力と健康な体づくりが大切です。
私たちのからだは食べ物で作られます。フレイル予防で大切な栄養素は①たんぱく質②カルシウム③ビタミンD でした。今回は食材について考えていきましょう。
特に体を作る材料のたんぱく質は欠かさずにとりたい栄養素です。
たんぱく質が多く含む食材は主菜になる肉や魚、大豆、乳製品などがあります。鶏肉100g には約25g、とうふ100g には約5g、牛乳1 杯には約6g のたんぱく質が含まれています。カルシウムは小魚や牛乳に、ビタミンD は牛乳やきのこ、卵、魚などがあります。また、ビタミンDは日光の紫外線を浴びると皮膚でも作られるので散歩しながら日光を浴びて筋力・体力と同時にあげることがお勧めです。
食事から栄養素をしっかり取り、フレイル予防で健康な体づくりを意識していきましょう。
職員紹介 介護職員 木村 ドローレス
入居者の皆さまが、日々を快適に過ごしていただくように、1 人ひとりの入居者様のことを理解して、思いやりを持って接します。
編集後記
月を過ぎてようやく寒さもやわらぎ、春の訪れを感じるおだやかな季節となりました。
これまでコロナ禍の影響で開催を見送っていた施設内のイベントも、再開の兆しを見せ始めました。
直近では、お花見やボランティアの方による二胡( にこ) の演奏会などを行い、皆様のお顔に笑顔を見ることができました。
今後も、入居者の皆さま方に「楽しい」「嬉しい」と感じていただけるようなイベントを企画していきたいと思います。
次号も、ぜひご期待ください。