おふくろ便り第4号 | 安心の感染外来
安心の感染外来
「大病院の感染外来で、自分は胃腸風邪なのに、大勢の人の中で長いこと待たされて、コロナに感染してしまった」
こんなことがないように
新しい感染外来には待合室はありません。
車で来院の方には車で待っていただきますが、自転車などで来院の方には個室でお待ちいただきます。
空気清浄機も空間あたり2倍の能力のものを設置致しました。
お願い①
個室は3つしかありません。事前に電話での連絡をお願いいたします。
お願い②
「定期受診で体調が悪いのでついでに見てもらいたい」という方も事前にお申し出ください。感染外来で診察いたします。
定期受診の方に安心して待合室でお待ち頂けるようご協力ください。
音楽療法
今年3 月から始まった歌唱を中心にした音楽療法は5 回目を迎えました。
回を重ねるごとに、皆さまの歌う声が大きくなったり、楽器を持つ腕の高さが少しずつ上がったりしています。また、とても楽しそうに歌っていただき、リクエストの声が上がったりする姿も見られ、皆様に少しずつ変化が見られるようになってきています。
中でも「リンゴの唄」や「高原列車は行く」、そして「青い山脈」が人気です。
特に「青い山脈」は前奏から一緒に歌ってくださる利用者様もいらっしゃいます。これからも、引き続き皆様に楽しんでいただけるよう進めてゆきたいと思います。
音楽療法士 鈴木愛梨
誕生日おめでとうございます
赤ちゃん先生
「赤ちゃん先生」とは0 ~ 3 歳の赤ちゃんとママがそのままの姿で社会とかかわり人の心にふれあう活動です。
5 月31 日に『おふくろの家』を訪問し「こんにちは赤ちゃん」の曲で入場、手遊びや風船遊びを通して交流しました。
一人離れて行事に参加されないおじいちゃんに声をかけ、赤ちゃんを抱っこしてもらうと、ポロリと涙を流された姿に胸が熱くなりました。また、あるおばあちゃんは笑顔でママたちに近づき話しかけてくださり、また車椅子に座っているおじいちゃんは風船を追って大きく腕を動かしたり、寝たきりの方が笑顔で赤ちゃんに手を伸ばす場面もありました。
赤ちゃんの存在は、言葉を越えて相手の方の心と体を揺らし、日常に小さな奇跡を運んでくれます。
そして赤ちゃんは先生とママは命のつながりを感じました。
ママの働き方応援隊名古屋東校 犬飼 祐規子
読む栄養 熱中症対策
管理栄養士 谷口 英司
今年も暑い夏がやってきました。特に高齢者は温度に対する感覚が鈍く、喉の渇きを感じることが少なくなるので、本人も周りの人達も意識して熱中症対策を行うことが重要です。
そこで以下の3点に注意して熱中症対策を行い、快適な夏を過ごしましょう。
❶こまめな水分補給
のどの渇きを感じていなくてもこまめに水分を取りましょう。
汗をかいていなくても皮膚から水分は蒸発しています。
❷部屋環境の温度湿度管理
クーラーで室温は28 度以下にして睡眠時は快適な温度に保ちましょう。
湿度が高いとのどの渇きを感じなくなるので注意が必要です。
❸しっかり食事を食べる
汗で奪われるミネラルを食事で補給して栄養をとりましょう。
職場体験
今年も弥富北中学校の生徒さんが、職場体験学習に来られました。フロアでの入所者様との交流をはじめ、掃除も熱心に行ってくださいました。
職員紹介
介護福祉士 中澤りえ
今年6 月から「おふくろの家」で介護の仕事をさせていただいています中澤です。入所者の皆さまに寄り添い、喜んでいただける仕事をしてゆきたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。
「あいち診療所おふくろ」の風景
編集後記
暑い日が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
これから夏本番です。私事ですが先日スーパーマーケットへ行き、夏野菜が目に留まりました。
「おふくろの家」では6 月に音楽療法、誕生日会、赤ちゃん先生のイベントを行いました。赤ちゃん先生のイベントでは、普段なかなか触れ合うことのない赤ちゃんを前にして、驚きの顔をされる方、嬉しそうにされ笑顔いっぱいの方もいました。
トマト、きゅうり、ナス、ゴーヤなど夏バテ防止に効果のある夏野菜を食べて、暑い夏を乗り切りたいですね。(YO)